ぐうたらな生き方!
大学生の頃から「遠藤 周作」は好きな著者で、
よく古本屋に行っては、ふるーい刊行本を見つけて読書に耽っていた。
この「ぐうたら社会学」という本も、かれこれ4回ぐらい読んでる。
昭和40年代のものだが、個人的には読み応え充分!
何度読んでも面白いものは面白いって感じで。
とにかく彼の非常にユーモアある側面をうかがい知ることができるし、ちょっぴり人生ふざけた生き方ってものの良さを知ることができる。
まーとにかく独断と偏見にまみれたユーモア本ということで、
寝る前にちょこっとずつ読んでいるといったところで。
多分…女性が読むと中盤以降で、彼の見方が変わるのではないだろうか…。これでもかと言うぐらい偏見で書きなぐっています。
でも、それもユーモアというジョークなのです。
くれぐれも本気にしていけないのですな。
しかし遠藤周作って「深い河」そして今回の本、まったくもって幅の広い人間性が分かります。
基本キリスト教でありながら、仏教やチベット密教だったかな、
他宗教のことまで奥深く踏み込んで書いてます。
っと「ぐうたら」で検索したら、他にもたくさん書物が出ていたので機会があれば読もうと思います。