久しぶりに西大寺 裸祭り 参戦!
約3年ぶりに参加してきました。
ここ最近はなかなかタイミングが合わず、泣く泣く参加を見送らざるを得なかったのですが、今年は満を持して参加することができましたです、はい。
しかし、昔は零時に御神木投下だったのが、いろいろな事情で22時投下に変わってからというもの、参加するための時間が圧倒的に早くなった・・・。
そう過去にはこれで参加できなかったことがあるのです。
零時投下だと、ぶっちゃけ22時以降に準備して行っても間に合う感じで、夕方以降の会合や集まりもいったんこなしてから参加できていたのです。
まー今は19時以降には準備して向かわないといけません。
決まったものは仕方がないので、参加したかったら従うしかありません。
さて、これまで毎回 自宅で褌などを準備着替えなどを予め済ませて向かっていました。
しかし、今回からは会場近くの駐屯地から向かうことにしました。
いろいろな寄り合いが近くには設営されており、気軽に参加できるようになっています。
しかも低料金で豚汁・おでんなど、五臓六腑に染みるお持て成しも!
褌や足袋なども、歴戦の猛者だったろう引退したご家老たちが手伝ってくれます。
ありがたい限りです。
貴重品なども預かってくれるので、いろいろ安心して参加することができます。
褌と足袋を履いたら、あとはもうみんな仲間です。
編隊を組んで本堂の会場まで進行を開始します。
今回とくに感じたのは、境内前のボディチェックです。
結構な数の監視スタッフがいます。
警察もごった返しています。
無論 刺青などのしてないか、もしくは隠してないかなど、厳重にチェックしているようでした。
スタッフさんみんな仁王像のような形相で裸男たちを上から下まで凝視し鬼気迫るものが・・・汗
まーそれだけ拘ってやってるんだなと感心もします。
良い祭り事にするため、不正は絶対に許さないポリシーが伝わってきます。
さて境内に入ると最初にして最大の難関、池への入水禊があります。
これが本当にきつい、、出る頃には下半身がジンジンと冷えて痺れます。
池の入り口には救急隊員が配置されていました。
まー確かに、、、万が一あり得るかなと思うもので。
あとは本堂まで一直線。
そして裸群衆の中に飛び込みます。
実のところ飛び込んだ方が、暖かいし何も考えなくて良いので楽だったりします。
ものすごく圧迫されますが、とくに抵抗することなく流れに身を任せておけば問題ないといったところでしょうか。
ただ背の低い人は注意かもしれません。
多分酸欠になりやすいです。
マコチンもさすがに時折上を向いて新鮮な空気を吸います。
これができるできないの差が大きいかも。
あと、たまに肘を下ろす人がいて、その肘が隣の人へ食い込みます。
実際痛いし、肋骨に当たっていると、これは下手すると折れるなと思います。
なので、そういうときは柔道で培った体捌きみたく、いなします!!
ただ、肘を下ろしている人は他人に迷惑をかけていることを自覚しなければなりません。
みんな手を上にあげているのは、ちゃんと理由がある訳で。
御神木が欲しいからだけで上げている訳ではないのですな!
あと無精髭生やしてる人、チクチク刺さって痛いです、、。。
きちんと剃りましょう・・・。
っという訳で、あっという間に22時の投下時間
なんか今回は子神木がたくさん飛んでいたような。
本神木は1つだけだったけど。
まー本堂での奪い合いが凄かったな。
福男になるために、ここまでやらないといけないのかと思うと、僕は参加するだけで、心が晴れて達成感を満喫できるので、これで充分です。
神聖なる祭り事で、福を得るために強欲を出し尽くす。
いろいろ考えさせられますね。
っと裸祭りの良さはここで終わりではありません。
帰宅後に温かい湯船に浸かること、まさに極楽浄土の気分を味わえます。
「あ〜生きてる〜〜」って思える訳ですよ。
そして温かいお茶とそば、う〜ん 言うことなし。
来年も頑張りたいと思います!!