windows7のサイレントテロ!?
昨年の10月頃から、クライアントからPCがブラックアウトするという報告を聞くことが増えて来ました。
よ〜く見てみると、OSは起動しているのですが、ブルー画面からすぐリセットが繰り返されるという、最も見たくない現象が起きているではありませんか・・・。
どうやらアップデートを失敗しているようで、、、
こうなるとほぼ手がつけられなくなります。
しかも、この現象のほとんどがwindow7のアップデートで起きているです。
何故なのか??ふと思い浮かぶのは windows7の正式サポートが2019年で終了すること。
なんか、○○タイマーでもあるのかと疑いたくなるレベル、、
みんな仕方なく、新しくwindows10のPCを購入している流れになってしまっている訳で。
win7あたりから、自動更新によるアップデートが、いよいよステルスな状態で実行されているようで、
そりゃ一般ユーザーの皆さま分かりませんわ。
現状、この自動更新によるアップデートの信頼性は揺らいでいます。
被害にあったクライアントも行き場のないフラストレーションに業を煮やす状況。
とりあえず一番は、自動更新を手動でストップさせること
「win7 自動更新 無効化」とgoogleで検索するとチュートリアルが出てきます。
但し、いつまでも無効化にしておくというのも、セキュリティ上危険になるので、
そのタイミングが非常に難しいと言わざるを得ません。
いま、そんな訳でブラックアウトを経験した企業には、OSレベルでバックアップを取る
クローンバックアップサービスを提供して行っています。
今回のようなOSレベルでの不具合による再起が不能になった場合、不能になる前まで戻ることができます。
これは通常のwindowsバックアップとは異なります。
windowsバックアップは再起不能になると、この機能自体が使えなくなる可能性が非常に高いのです。
OSは時代と共に便利になるつつも、中身は高度化していっています。
ハイブリット車や電気自動車と同じような感じですね。
中身の構造が複雑化していっています。
表面のシステムはシンプルになっていきつつも、裏のシステムは肥大化。
不具合の絶対率も高まる一方となりますよね。
今後はこうした事態に陥っても、復旧できる体制を敷いていくことが、日常業務に求められてくるのかと!!