生成AIの使用量を節約するコツ

生成AIの使用量を節約するコツ

どうも中野です。
ご無沙汰しております。

ChatGPTやGemini、Claude、Copilotなど、生成AIを仕事や日常で使う機会が増えてきています。
便利な一方で、サービスやプランによっては利用回数や処理量などの上限が設定されていることもあります。
何度も同じ内容をやり取りしたり、必要以上に長い回答を生成したりすると、使用量を多く消費してしまうことがあります。

「もう少しやりとりをしたいのに、上限になってしまった、、、」
という経験がある方も多いのではないでしょうか?
かくいう私もその一人です。

そこで今回は、文章生成AIをできるだけ効率よく使い、使用量を節約するためのコツをご紹介します。

最初の質問で条件をまとめて伝える

生成AIを使うときは、後から条件を追加して何度も修正するよりも、最初の指示でできるだけ詳しく伝えるのがおすすめです。

例えば、
「メールを書いてください」
だけではなく、
「取引先へのお礼メールを作成してください。丁寧なビジネスメールで、300文字程度にしてください。」
というように、目的や条件をまとめて伝えます。

最初に、

  • 何を作ってほしいのか
  • 誰向けなのか
  • 文章の長さ
  • 雰囲気や口調
  • 入れてほしい内容
  • 出力形式

などを伝えておくと、希望する回答に近づきやすくなり、修正のやり取りを減らすことができます。

回答の長さを指定する

詳しい説明が必要ない場合は、最初から回答の長さを指定しましょう。

例えば、
「3行程度で説明してください」
「箇条書きで5項目にまとめてください」
「結論だけ教えてください」
と指定することで、必要以上に長い回答になるのを防げます。

ちょっとした確認や簡単な説明を求める場合には、特に効果的です。

同じ内容を何度も入力しない

同じチャットの中で作業を続けられる生成AIの場合、前に送った文章や条件を毎回すべて入力し直す必要はありません。

例えば、一度作成した文章について、
「先ほどの文章をもう少し短くしてください」
「2つ目の段落だけ修正してください」
というように依頼できます。

前のやり取りを参照できる場合は、それを活用することで入力内容を簡潔にできます。

ただし、サービスによって会話履歴の扱いや参照できる範囲は異なるため、必要に応じて重要な条件だけは再度伝えるようにしましょう。

同じテーマの相談は同じチャットで続ける

同じ案件や同じ作業について相談する場合は、可能であれば同じチャットで続けると効率的です。

新しいチャットを作るたびに、
「この会社は○○をしています」
「この文章は○○向けです」
といった前提条件を最初から説明する必要が出てきます。

ホームページ制作、文章作成、企画、社内資料作成など、継続して修正する仕事は、案件やテーマごとにチャットを分けて管理すると使いやすくなります。

修正する場所を具体的に指定する

生成された文章を修正するとき、
「もう一度作り直してください」
とお願いすると、内容全体が再生成されることがあります。

そのため、
「1段落目だけ修正してください」
「『安心』という言葉を別の表現にしてください」
「タイトルだけ5案ください」
など、修正する部分を具体的に伝えましょう。

必要な部分だけを修正することで、やり取りの回数や生成する文章量を減らしやすくなります。

関連する質問はまとめて聞く

確認したいことが複数ある場合は、1つずつ質問するのではなく、関連する内容をまとめて聞く方法もおすすめです。

例えば、
「このサービスについて、①メリット ②デメリット ③料金の考え方 ④導入時の注意点を教えてください。」
というように質問します。

最初から必要な情報を整理して伝えることで、追加質問を何度も行う手間を減らすことができます。

用途に合わせてAIの機能を使い分ける

生成AIによっては、通常の回答だけでなく、詳しい調査や高度な推論、画像生成、動画生成など、さまざまな機能が用意されています。
簡単な文章の作成や言い換えであれば、必ずしも高度な機能を使う必要はありません。

例えば、

  • 文章の言い換え
  • 簡単なメール作成
  • キャッチコピー作成
  • 誤字脱字の確認
  • 文章の要約

などは、通常の生成機能で十分対応できることがあります。

一方で、詳しい比較調査や複雑な分析が必要な場合は、高度な機能を利用するというように、用途に合わせて使い分けることが大切です。

よく使う指示はテンプレート化する

似たような依頼を繰り返す場合は、自分用の指示テンプレートを作っておくと便利です。

例えば、ホームページの文章を作る場合、
「以下の会社情報をもとに、ホームページ掲載用の文章を作成してください。
会社名:
業種:
対象顧客:
サービス内容:
文章の目的:
希望する雰囲気:
文字数:」
というテンプレートを用意しておけば、毎回一から指示を考える必要がありません。

必要な情報を整理してAIへ伝えられるため、回答の精度が上がり、修正回数の削減にもつながります。

画像や動画の生成は一度に条件を詳しく伝える

画像生成AIや動画生成AIを利用する場合は、文章生成とは使用量の考え方が異なる場合があります。

サービスによっては、

  • 生成回数
  • 作成する画像の枚数
  • 画像の解像度
  • 動画の長さ
  • 動画の画質

などによって使用量が変わることがあります。

そのため、
「人物の服装は紺色のスーツ」
「背景は白」
「横長の画像」
「会社案内に使用する落ち着いた雰囲気」
など、最初からできるだけ具体的に条件を伝えることが重要です。

何度も作り直す回数を減らすことで、使用量の節約につながります。

生成AIの使用量を節約するポイントまとめ

生成AIの使用量を節約するうえで大切なのは、単純に「質問する回数を減らす」ことではありません。
1回の指示で、できるだけ希望する結果に近づけることがポイントです。

特に、

  • 最初に条件をまとめて伝える
  • 回答の長さを指定する
  • 同じ内容を何度も入力しない
  • 同じテーマは可能であれば同じチャットで続ける
  • 修正箇所を具体的にする
  • 関連する質問をまとめる
  • 用途に合わせて機能を使い分ける
  • よく使う指示をテンプレート化する
  • 画像や動画は生成前に条件を整理する

といった工夫をすることで、生成AIをより効率よく利用できます。

生成AIは、指示の出し方を少し工夫するだけでも、使用量だけでなく作業時間の削減にもつながります。

「とりあえず生成して、あとから何度も修正する」のではなく、最初に目的や条件を整理してから指示することを意識してみましょう。