表示速度を上げるHTMLタグ
HTMLのタグで事前読み込みや非同期実行の設定を行うことで、表示速度の改善を行うことができます。
目次
DNS Prefetching
CDNなどで他のドメインのリソースを読み込むことが確定している場合、<link rel="dns-prefetch">
を設定していると予めにDNSの読み込みを行う事ができます。
<link rel="dns-prefetch" href="//cdn.example.com">
rel="preload"
によるコンテンツの先読み
<link rel="preload">
は、予めファイルを非同期で読み込み、必要になったタイミングで実行することができます。
<head>
...
<link rel="preload" href="styles.css" as="style">
<link rel="preload" href="script.js" as="script">
...
</head>
async
によるJSファイルの非同期化
<script>
タグに async
属性を追加することで、非同期に JS ファイルをダウンロード・実行します。
※JSが非同期に実行される様になるので、依存関係のあるファイルなどは、正常に動作しない可能性があります。
<script src="script.js" async>
defer
によるJSファイルの遅延実行
<script>
タグに defer
属性を追加することで、HTML パース完了後、DOMContentLoaded
イベントの直前にJSファイルを実行するようになります。
<script src="script.js" defer></script>
decoding="async"
<img>
タグに decoding="async"
属性を追加することで、非同期に画像をデコードするようにできます。
<img src="image.jpg" alt="image" decoding="async">