ImageMagickを使ってクロマキー処理する

今回は、ぱくたそさんで人気のちゃんねーをImageMagickを使ってクロマキー合成していきたいと思います。
ImageMagickは、大抵の大手レンタルサーバーなら、デフォルトで入っていますが、ローカル環境や自作サーバーで行う場合は、公式サイト等からできます。
1. 指定の色を置換する

transparentオプションで指定の色を置換する方法です。クロマキ処理を行う場合の一般的な方法になります。fuzzの値は100%に近づくほど、ぼかしが強くなります。20-25%程度がオススメです。
$ convert -fuzz <fuzz>% -transparent <color> <input_file_path> <output_file_path>
2. 指定座標から透過していく

-drawオプションで指定座標(1,1)から背景を透明にしていく方法です。この方法だと、背景色を同じような色が部分的にあっても、透明になったりしません。しかし、デメリットとして、腰に手を当てたり、髪の毛の動きなどでできたスペースなどを切り取ることができません。
$ convert <input_file_path> -fill none -fuzz <fuzz>% -draw "alpha 1,1 floodfill" <output_file_path>
おわりに
前者の方が基本になりますが、後者の方法を知っているといざというときに応用が利きますね。
本当は、後者の方法でガチャピンを綺麗に抜き取りたかったけど…正直、チキりました><