今すぐFigをインストールしてIDEのターミナルを拡張しよう!

今すぐFigをインストールしてIDEのターミナルを拡張しよう!

Figという新しいターミナルプラグインを見つけました。かなり便利だったので、ご紹介したいと思います。このプラグインをインストールするとターミナルアプリやIDEのターミナルにオートコンプリート機能が利用できるようになります。

コマンドの補完

Figはコマンドのオプションの補完やMakeコマンドのようなユーザー定義のコマンドもリアルタイムで補完してくれます。

Fig Visual Autocomplete For Your Terminal Demo
Github より

ディレクトリの補完も行ってくれるため、lsコマンドなどを実行して、いちいちディレクトリの確認を行う必要がなくなり、サクサクとディレクトリを横断することができるようになります。

Fig より

MacOS

MacOSにインストールする場合、brewコマンドを使用して、インストールすることができます。インストール後は、追加されたアプリケーションを起動して、初期設定を行う必要があります。

$ brew install fig

Windows/Linux

Windows/Linux版は、現在開発中のことです。Wishlistが現在公開されているため、Windows/Linuxユーザーの方は、こちらから登録しておくいち早く使用できるようになるかと思います。

対応ソフト

Figはほぼすべてのメージャーなアプリケーションをサポートしています。iTermやHyperなどのターミナルアプリケーションだけではなく、VS CodeやJetBrains IDEsなどのIDEにも対応しているところがFigの凄いところです。

Fig より

Figをインストールするだけで、すべてのターミナルがFig色で染まり上げてしまいます。

JetBrains IDEs

JetBrains IDEsのターミナル対応も行われており、JetBrains IDEsの唯一の弱点と言っても良かったターミナルもFigによって強化されたことにより、より盤石になったのではないのでしょうか?

下記のコマンドを実行することで、JetBrains IDEsのターミナル上でもFigによる補完を行うことができるようになります。

$ fig install --input-method

おわりに

ターミナルアプリだけではなく、IDEのターミナルでも同様に動作してくれるため、使用しているアプリケーションに左右されずに同じように操作できるのは、非常に便利です。

しかし、SSHでの接続先やDockerのコンテナの中までは、動作はしないので注意が必要です。

参考文献