HDDよりも容量の少ないSSDへデータをクローンする方法

HDDよりも容量の少ないSSDへデータをクローンする方法

どうもこんにちは塚本です.

さいきんのパソコンは
SSDに始まり,M.2 SSD等も浸透してきていますが
弊社ではHDDからSSDへのクローン依頼が未だに多いのも事実です.

というのも,Sandy Bridgeぐらいの世代のCPUでも
一般的な事務作業においては充分な性能ということなんだと思います.

弊社にレスキューにくるパソコンは
Sandy Bridge世代が多いように感じています.
ちょうど登場から10年が経つので,故障の頃合い?なんですかね.

今日はHDDからSSDへのデータのクローンについてのお話です.

※GPT形式のHDDのクローンについてはコチラの記事に追記しました。

HDDからSSDへのクローンでよくあるパターン

HDD→SSDのクローン依頼で多いのが
HDDの容量が2TBもあるのに,使用容量は150GBぐらい…というものです.

コスト的にも,運用的にも,500GBのSSDにクローンして
残りのHDDに写真や音楽等を保存してもらう方式が良いのかなと思います.

データのクローンでよく用いるものは,
玄人志向のKURO-DACHI/CLONE/U3です.

HDDと空のSSDを挿してポチッとやれば
自動でデータのクローンが開始されます.

KURO-DACHIの問題点

とっても便利なKURO-DACHIなんですが,
ひとつ問題点を挙げるとするならば
HDDとSSDは容量が違うとクローンができないということです.

容量違いのSSDにデータをクローンするには

2TBのHDD→500GBのSSDにデータをクローンするには
ハードウェア的なクローンではなく,ソフトウェアでクローンを行います.
以下にその方法を示します.

機器の接続

クローンしたいパソコンを用意します.
HDDは取り外さなくて結構です.

このパソコンにどんな方法でも良いので空のSSDを接続します.
USB接続とかが簡単ですかね?

僕は,だいたいマザボのSATA端子が余っているので
そこにSSDを直でつないでます.
こっちのほうが速いし安定している 気がします.

AOMEI Backupper standardのインストール

容量違いのクローンには
AOMEI Backupperをいつも使っています.

こちらもボタンをポチポチするだけでクローンが可能です.

クローンの詳しい画面や手順はこちらからご覧になれます.

※ SSDにデータをクローンする際はSSD 4Kアライメントにチェックをいれてクローンするのが良いと思います.

待つ

1時間ぐらい他の仕事をしていれば
クローン作業は終わっています.

あとは,PCケースの配線の整理をして
BIOSの起動ディスクの優先順位を切り替えればSSDからWindowsの起動が可能です.