どうもこんにちは塚本です.
本日は前回のブログ
「HDDよりも容量の少ないSSDへデータをクローンする方法」の続き?になります.
HDDのパーティション方式には
「MBR」と「GPT」という2つの形式があります.
MBR形式のディスクですと
AOMEIですんなりクローンができるのですが,
GPT形式のディスクは少し追加作業が必要です.
GPTディスクのクローン
GPTディスクのクローン作業について,
ポチポチするだけで簡単に出来るので弊社では「AOMEI Backupper Professional」を使っています.
こちらは有料になりますので,
無料ソフトでGPTディスクのクローンを行いたい方はEaseUSをお使い下さい.
大まかな手順
ざっくりですが,以下の4ステップとなります.
- 回復ドライブの作成
- クローン先ディスクのフォーマット
- データのクローン
- ブート領域の修復
1. 回復ドライブの作成
コチラの記事をご覧になりながら,
お手持ちのUSBメモリ等を使って,回復ドライブを作成してください.
2. クローン先ディスクのフォーマット
GPT形式のHDDをSSDにクローンする場合,
SSDをGPT形式でフォーマットする必要があります.
500GBのSSDですと,
初期状態でMBRになっていることが多いので注意が必要です.
Windowsですと,ディスクの管理から行えます.
3. データのクローン
AOMEIもしくはEaseUS等でデータをHDDからSSDへクローンしてください.
こちらは既出の記事を御覧ください.
4. ブート領域の修復
無事,SSDにクローンが終わったら
そのディスクでPCを起動してみてください.
おそらく,何らかのエラーメッセージが出てWindowsは起動しないと思います.
GPTディスクでのクローンでは,ブート領域を修復する必要があります.
4.1 回復ドライブをセット
最初に作成した回復ドライブをPCにセットし,回復環境を立ち上げて下さい.
トラブルシューティングからコマンドプロンプトを起動してください.
4.2 隠しドライブの探索
コマンドプロンプトへ以下のコマンドを入力してください.
$ diskpart
diskpart> list volume
このときに,フォーマット形式がFAT32かつファイルサイズが100MB程のボリュームがあると思います.
また,そのボリュームにはCとかDとかのレターは何も入っていないはずです.
これに名前をつけてあげましょう.
4.3 隠しドライブにレターをセット
diskpart> select volume 3
diskpart> assign letter b:
diskpart> exit
先程の該当ボリュームがVolume 3だと仮定して
レターをb:にセットしました.
4.4 ディスクチェック(省略可)
こちらは省略しても構いませんが
念の為にディスクチェックを行っても大丈夫です.
$ chkdsk b: /r
4.5 Windowsがインストールされているボリュームの確認
scanosを用いてWindowsがインストールされているボリュームを確認しておきます.
$ scanos
ここではc:にインストールされていると仮定して次に進みます.
4.6 BCDの再構築
$ cd /d b:
$ bootrec /RebuildBcd
$ bootrec /fixboot
$ bcdboot c:\Windows /l ja-JP /s b: /f ALL
$ exit
大抵のPCでは,この操作でブート領域を修復できると思います.
これらの手順で修復できない場合もよくあるんですが,
それら全てのパターンはブログに書けませんし,ある意味技術がいる?ポイントなので
そうなった場合は弊社にご依頼ください(^^)
どうもこんにちは塚本です.
本日は前回のブログ
「HDDよりも容量の少ないSSDへデータをクローンする方法」の続き?になります.
HDDのパーティション方式には
「MBR」と「GPT」という2つの形式があります.
MBR形式のディスクですと
AOMEIですんなりクローンができるのですが,
GPT形式のディスクは少し追加作業が必要です.
GPTディスクのクローン
GPTディスクのクローン作業について,
ポチポチするだけで簡単に出来るので弊社では「AOMEI Backupper Professional」を使っています.
こちらは有料になりますので,
無料ソフトでGPTディスクのクローンを行いたい方はEaseUSをお使い下さい.
大まかな手順
ざっくりですが,以下の4ステップとなります.
1. 回復ドライブの作成
コチラの記事をご覧になりながら,
お手持ちのUSBメモリ等を使って,回復ドライブを作成してください.
2. クローン先ディスクのフォーマット
GPT形式のHDDをSSDにクローンする場合,
SSDをGPT形式でフォーマットする必要があります.
500GBのSSDですと,
初期状態でMBRになっていることが多いので注意が必要です.
Windowsですと,
ディスクの管理から行えます.3. データのクローン
AOMEIもしくはEaseUS等でデータをHDDからSSDへクローンしてください.こちらは既出の記事を御覧ください.
4. ブート領域の修復
無事,SSDにクローンが終わったら
そのディスクでPCを起動してみてください.
おそらく,何らかのエラーメッセージが出てWindowsは起動しないと思います.
GPTディスクでのクローンでは,ブート領域を修復する必要があります.
4.1 回復ドライブをセット
最初に作成した
回復ドライブをPCにセットし,回復環境を立ち上げて下さい.トラブルシューティングからコマンドプロンプトを起動してください.4.2 隠しドライブの探索
コマンドプロンプトへ以下のコマンドを入力してください.
$ diskpart diskpart> list volumeこのときに,フォーマット形式が
FAT32かつファイルサイズが100MB程のボリュームがあると思います.また,そのボリュームには
CとかDとかのレターは何も入っていないはずです.これに名前をつけてあげましょう.
4.3 隠しドライブにレターをセット
diskpart> select volume 3 diskpart> assign letter b: diskpart> exit先程の該当ボリュームが
Volume 3だと仮定してレターを
b:にセットしました.4.4 ディスクチェック(省略可)
こちらは省略しても構いませんが
念の為にディスクチェックを行っても大丈夫です.
$ chkdsk b: /r4.5 Windowsがインストールされているボリュームの確認
scanosを用いてWindowsがインストールされているボリュームを確認しておきます.$ scanosここでは
c:にインストールされていると仮定して次に進みます.4.6 BCDの再構築
$ cd /d b: $ bootrec /RebuildBcd $ bootrec /fixboot $ bcdboot c:\Windows /l ja-JP /s b: /f ALL $ exit大抵のPCでは,この操作でブート領域を修復できると思います.
これらの手順で修復できない場合もよくあるんですが,
それら全てのパターンはブログに書けませんし,ある意味技術がいる?ポイントなので
そうなった場合は弊社にご依頼ください(^^)