印刷用データを作る
どうも中野です。
今回はWebでは無く、DTPのことを書きたいと思います。
印刷用データを作る。です。
Webデザインとは全く違った内容ですので、興味のある方は見てやって下さい。
また、今回は背景をPhotoshopで作成し、文字をIllustratorで作成し、納品はIllustratorのデータで納品ということにします。
1.文字はアウトラインを
印刷会社に同じ書体があれば問題ないが、ない場合は文字が変更されてしまうので、納品時(印刷前)にアウトラインを取ってから納品するようにしましょう。そうすることで、どのPCで確認しても同じ書体が見えます。
2.画像の解像度は350〜400dpi
Webだったら72dpiですが、印刷データの場合は標準が350〜400dpiと言われています。細かいデータならばもっと大きくても良いです。
3.トリムマーク(塗り足し)の作成
背景をフチのギリギリまで印刷させたいなら塗り足しを作成します。通常塗り足しは1辺3mmです。
通常印刷屋は印刷サイズより少し大きな紙を使い印刷し、その紙をサイズ通りに裁断しています。なので、ギリギリしか背景が無いと裁断するときに1ミリもずれることなく裁断しなければなりません。ですが、そんな神業を持っている人はいないので、塗り足しをし多少ズレても大丈夫なようにしておきます。
4.リッチブラックの設定
リッチブラックとは黒なのだが、CシアンMマゼンタYイエローも入った、リットな黒のことを言います。
印刷屋によって様々なのですが、C 40%M 40%Y 40%K 100%というのが一般的なのではないのかと、、、
なぜ、普通の黒(K 100%)ではダメなのか?答えはリッチブラックの方が黒が綺麗だから。それなら全て100%で印刷すればもっと綺麗じゃん?って思ったでしょ?それをしたらもちろん綺麗になる。ですが、裏移りブロッキング(紙同士がくっつくこと)が起きたりします。
なので、各印刷屋に問い合わせて、リッチブラックの設定はするようにしましょう。
他にも注意点はありますが、今日はここまで。
では、また次回!