Google スプレッドシートで管理していたものすべてをNotionに移管した話

Google スプレッドシートで管理していたものすべてをNotionに移管した話

Google スプレッドシートからNotionに移管しました

昨日、Google スプレッドシートで管理していたものをNotionに移管しました。具体的には、以下の内容を移管しました。

  • スケジュール管理
  • クライアントごとの集計
  • 作業時間の見積もりの管理

スプレッドシート(エクセル)よりもNotionの方がDB機能に特化しているため、使用感はとても良いです。

Notionを使い始めて数ヶ月経過したため、Notionに移管しての感想を書き残します。

Notionとは

Notionは、タスク、Wiki、およびデータベースを統合するマークダウンサポートを備えたメモアプリケーション及びサービス。 同社はこのアプリを、メモ作成、プロジェクト管理、タスク管理のためのオールインワンワークスペース

Wikipedia より

Notionの良いところ

ガントチャートが無料で作成できる

Notionは、無料アカウントでガントチャートが作成できます。ガントチャート作成機能が無料で提供せれているサービスは少ないため、ガントチャートを無料で作成したい場合には、Notionがおすすめです。

共有・同時編集ができる

Google スプレッドシートのように共有・同時編集が可能なため、チームメンバー全員で管理することが可能です。

目的ごとにViewを作成できる

Notionでは、テーブル、かんばんボード、ガントチャートなど様々なスタイルでDBの内容を表示する事ができます。さらに1つのDBに対して複数のViewを作成することが可能です。

例えば、未完了のタスクだけを表示するViewとすべてのタスクを表示する管理用Viewを作成したり、テーブル Viewとかんばんボード Viewを作成して用途ごとに使い分けるなどができて、非常に便利です。

テンプレートを作成してデータの雛形を複製できる

家計簿など一定期間ごとにデータを集計したり、クライアントごとにデータを集計したい場合には、同じ様なViewを使ってデータを集計することになるかと思います。その際に予めテンプレートを作成しておくことによって、Viewを複製して簡単に新しいデータを集計することができるようになります。

予め指定してあるプロパティに値を入力していくので治安が良い

エクセルの様に方眼紙に自由に記載できる様なUIではなく、予め指定してあるプロパティに値を入力していくスタイルのため、無秩序にデータが記載することはできません。また、プロパティには、数値やURIなどの型を指定することができるため、異なるデータを登録することもできません。

CSV出力が可能

NotionのDBはCSV出力が可能です。別のサービスに移管する際には、CSVを用いて蓄積したデータを移管することも可能です。

ワークスペースとマルチアカウントに対応

1つのアカウントで複数のワークスペースを作成することができます。また、マルチアカウントに対応しているため、用途ごとにワークスペースやアカウントを切り替えることが可能です。

Notionの不満点

使っている中でNotionにも些細ながら不満点もあります。

日本語対応していない

個人的には、英語対応をしていれば問題ないのですが、日本人の中には英語アレルギーを持っている人は沢山います。日本語対応していただけると非エンジニアの方にも気軽におすすめできるようになるかと思います。

プレーンテキストエディタがない

現状、NotionにはEvernoteのようなリッチテキストエディタしか有りません。個人的には、Markdownでゴリゴリ書くのが好きなので、プレーンテキストエディタモードが欲しいところです。現在は、DB機能を使いたいとき以外は、HackMDで利用しています(笑)

エクセルのような複雑な計算ができない

NotionのDBはレコード内での計算はすることができますが、レコードを跨いでの計算はできません。レコードを跨いでの計算をしたい場合には、エクセルなどを使用する必要があるでしょう。

おわりに

現在、個人レベルでは、ドキュメントはHackMD、簡易DBはNotion、タスク管理はTrello(Notionに移行してもいいかも)を利用していますが、プレーンテキストエディタモードが実装されたら、完全にNotion一つに絞ってしまってもいいかもと考えています。

参考サイト