Instagram Graph API v10.0 を使ってインスタの投稿を埋め込む方法
どうもこんにちは塚本です。
2020年3月2日にInstagram APIがInstagram Graph APIに変わり
投稿をWeb上で読み込む方法が変わったかとおもいます。
それに伴って、
「Instagram Graph API v6.0 を使ってインスタの投稿を埋め込む方法」
というブログを書いていたんですが、もう今はバージョンが10になっているようです。
GUIも少し変わっているようなので、登録手順の更新と
アクセストークン3とInstagram Business AccountのIDの自動取得ツールをつくってみました。
お急ぎの方へ、
自動取得ツールはこちらです → Instagram Graph API Acquisition tool
※ APIのバージョンがv13.0になっていたので、最新の記事を書き直しました。
大まかな手順
1. インスタグラムをプロアカウントに切り替える
2. Facebookページとインスタグラムをリンク
3. Facebook for Developers にアクセス
4. アクセストークン1, app secret, アプリIDを取得
5. 取得したデータをツールに入力
6. 自動取得されたアクセストークン3とInstagram Business AccountのIDをコピー
7. サイトへ埋め込み
なお、1〜3は解説の必要がないと思うので省きます。
各必要情報の取得
マイアプリへアクセス
Facebook for Developers にアクセス後、右上のマイアプリ
をクリックしてください。
※ はじめての方は新規作成?みたいなボタンになると思います。
マイアプリを作成
マイアプリ画面に来たら、右上の緑のボタン
アプリを作成
を押してアプリをつくりましょう
グラフAPIエクスプローラにアクセス
アプリができたら、エクスプローラにアクセスします。
ここでお目当ての「アクセストークン1」が取得できました。
マイアプリ画面に戻る
上部ナビバーのマイアプリ
をクリックして、
アプリ一覧画面に戻って下さい。
作成したアプリページにアクセス
設定
→ベーシック
とクリックしていくと、
こちらもお目当てであった、アプリID
とapp secret
が取得できます。
ツールをもちいてアクセストークン3を取得する
先程までの手順で、以下のデータが取得できたことを確認します。
- アクセストークン1
- アプリID
- app secret
ツールにアクセス
Instagram Graph API Acquisition toolにアクセスしてください。
ツールの各フォームに必要情報を入力していってください。
Facebook Page Name
はインスタとリンクしたFacebookのページ名になります。
アクセストークン3とInstagram Business Account IDの取得
Go!ボタンを押すと、ポップアップでこんな感じの画面が出現します。
アクセストークン3とInstagram Business Account IDが自動取得されます。
アクセストークン3とInstagram Business AccountのIDを実際に使用するので控えておいてください。
ホームページへ実際に埋め込んでみる
無事にアクセストークン3とidがとれたら、埋め込み可能です。
超適当ですがソースを置いておきます。
投稿の取得
<?php
class Instagram
{
protected string $version;
protected int $instagram_business_account;
protected string $instagram_access_token;
protected string $base_uri;
protected array $posts = [];
public function __construct(int $instagram_business_account, string $instagram_access_token)
{
$this->version = 'v13.0';
$this->instagram_business_account = $instagram_business_account;
$this->instagram_access_token = $instagram_access_token;
$this->base_uri = 'https://graph.facebook.com/' . $this->version . '/' . $this->instagram_business_account;
}
public function getPost(int $media_limit)
{
// 今は省いてるけどエラー処理をはさんでね
$raw_json = @file_get_contents($this->get_uri_for_getting_posts($media_limit));
$json = mb_convert_encoding($raw_json, 'UTF8', 'ASCII,JIS,UTF-8,EUC-JP,SJIS-WIN');
$obj = json_decode($json, true);
if (isset($obj['media']['data'])) {
foreach ($obj['media']['data'] as $v) {
$this->posts[] = [
'img' => $v['thumbnail_url'] ?? $v['media_url'],
'caption' => $v['caption'] ?? '',
'link' => $v['permalink'] ?? '',
];
}
}
return $this->posts;
}
private function get_uri_for_getting_posts(int $media_limit)
{
$query = [
'fields' => "name,media.limit({$media_limit}){caption,media_url,thumbnail_url,permalink,username}",
'access_token' => $this->instagram_access_token,
];
return $this->base_uri . '?' . http_build_query($query);
}
}
表示部分
// ビジネスアカウントのID, アクセストークンをいれてね
<?php if( $instaPosts = (new Instagram(BUSINESS_ACCOUNT_ID, ACCESS_TOKEN))->getPost(10) ): ?>
<ul>
<?php foreach ( $instaPosts as $post ): ?>
<li>
<a href="<?php echo $post['link']; ?>" style="background:url('<?php echo $post['img']; ?>') 50% 50% / cover no-repeat;" target="_blank"></a>
</li>
<?php endforeach; ?>
</ul>
<?php endif; ?>
まとめ
v10になったので、さすがに記事が古いと思い
ツールと一緒に作り直してみましたが、なかなか初心者の方には難しいのではないかと思います。
でも今はプラグインとかがあるので
そちらでサクッとやっちゃうんですかね?
最後のphpのコードは参考程度にお願いしますm(_ _)m